「文化愛媛」創刊号(昭和57年1月)

現在も愛媛県文化振興財団から発行されている、

「文化愛媛」という雑誌があります。

この創刊号の特集として「子規の系譜」が組まれ、

その中で河東碧梧桐の短詩についての記事を寄稿しています。

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たったの17音でも

そこにはストーリーがあるっていう話ですよね。

発句であり、俳句であり、俳諧というのは、

つまりは短詩であるっていう

そういう話なのかなと思って読みました。

小学生の頃ってことあるごとに俳句作ってて

俳句作るのなんて楽勝な気分でしたけれど

(いや勿論上手とか下手とかは抜きにしてですよ)

大人になっていざ作ってみようと思うと

これがけっこう難しいんですよね。

たったの一言、言葉を変えただけで

句そのものの雰囲気がガラッと変わってくるところが

面白くて難しいと思います。

習字誌をご覧の皆様にはおなじみだと思いますが

大暁自身も俳句はよく作っていて句集も出していますよね。

おそらくかなり昔から作っていたようです。

季節を大切にしたり、

意識的に生活の中の驚きを発見したりすることは

芸術をする上でとても大切なことだと思います。

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道後小学校跡の石碑

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ちょうど桜が満開だったので、

道後保育園の桜をバックにして撮影しました。

これは、

にぎたつ会館とメルパルクと道後保育園のところにある

湯築尋常高等小学校、道後小学校跡の石碑です。

こういう自然の石の石碑って、

書くバランスが難しそうですよね。

太い文字が右側に集まっているので すが、

文字数的に1列にするため横長の文字にして、

左側は細い代わりに密にして

遠目に見た時バランスが良くなるようなレイアウトにしたのかなと思いました。

最後の名前を縦長に傾けて書いてるのがポイントですよね。

道後には他にも石碑がありますので、

またご紹介します!

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※2022/5/24追記

この湯築尋常高等小学校は

大暁が新任として初めて教壇に立った学校です。

この高等小学校で働きながら文検合格を目指しました。

その後愛媛師範学校の助教授になるまでの8年間を

この学校で過ごしましたので大暁にとって思い出深い学校です。

この石碑と共に、道後小学校正門(1969(昭和44)年1月)の門標も

大暁が揮毫しています。

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道後小学校正門(1969(昭和44)年1月)

松山大学正門の文字

松山大学正門の「学校法人 松山大学」という文字も

沢田大暁が揮毫しております。

下の画像は、

日経新聞に広告を掲出した際のものだそうです。

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これは、もともと松山商科大学だった時から

正門の文字を沢田大暁が揮毫しておりましたので

学校名が変わるタイミングでまた新たに書き直したものです。

もともとの写真も残っておりましたので掲載しておきます。

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現在の名称に大学名が変更になるタイミングで

新聞記事なども掲載されていたと

松山大学様にご協力頂いて記事を頂けましたので

そちらも掲載しておきます。

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日頃はあまり正門や図書館の文字をじっくり観るようなことはないかもしれませんが

もし近くを通る機会がある時には

観て頂けると嬉しいです。

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松山大学『三恩人』の胸像(1963(昭和38)年8月)

松山大学御幸キャンパス(1985(昭和60)年)

松山大学御幸キャンパス『彰廉館』門標(1997(平成9)年3月)

瀧井孝作『俳人仲間』(1973(昭和48)年10月)

沢田大暁の足跡シリーズ。

瀧井孝作『俳人仲間』(1973(昭和48)年10月15日発行 新潮社)です。

初版本を頂いたようです。

3枚目の右ページに沢田大暁が登場していますのでご注目ください。

瀧井先生とは親交があり、松山に来られた際には自宅にも泊まりに来てくださったと

この後のページに詳細な記述があります。

また、別の随筆にも登場するようで、

東京と愛媛という離れた場所に住んでいながらも近しい

付き合いがあったことが分かります。

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『太陽』10月号-No.52(1967(昭和42)年9月)

『新潮』(1972(昭和47)年新年特大号)

第69回愛媛県学生書道展のチラシ

第69回愛媛県学生書道展がいつ、どこであるのかを

お伝えするためのチラシを作成いたしました。

学校や書塾などで書道展がいつあるのか告知する際に

お使いいただければと思います。

画像をクリックするとPDFファイルが開きますので

保存してくださればA4サイズの紙として印刷していただけると思います。

ぜひご利用ください。

会員ログインページのIDとパスワードを変更しました☆

いよいよ2022年が始まります。

昨年、一昨年は先の見通せない日々で、

挑戦するという気持ちすらも削ぎ落とされていくような

そんな鬱々とした気持ちになりましたよね。

2022年は新しくいろいろなことに思い切り挑戦できるような

そんな一年になってほしいと思っています。

さて、みなさまのお手元に1月号が届いていることと思います。

お知らせいたしました通り、

12月から値上げした商品がございます。

また、雑誌が10冊未満の先生方につきましては

今月から振込用紙が赤から青に変更となります。

ご確認の上、お間違いのないようにお願いいたします。

さて、会員ログインページのIDとパスワードを

1月号のものに変更しました!

ログインはこちらから↓

第69回愛媛県学生書道展の募集要項を発送いたしました

第69回愛媛県学生書道展の

募集要項を発送いたしました!

このイラストが目印の封筒が来週にはお届けできると思います。

もし到着するはずが届かない、という学校や書塾などがありましたらご連絡ください。

それに伴い、募集要項ページのお手本サンプルと、出品券などの必要書類が

ダウンロードできるようになりました!

個人で出品なさる方など、必要であれば是非お使いください。

いよいよ募集が始まるなと事務局もワクワクしております。

みなさまの力作をお待ちしております!

第69回愛媛県学生書道展募集要項

※お問い合わせはこのページ下部にあるお問い合わせフォームからお問い合わせください。

主催★ 愛媛県習字教育研究会

後援★ 

愛媛県 愛媛県議会 愛媛県教育委員会 松山市 松山市教育委員会愛媛新聞社 南海放送 テレビ愛媛 FM愛媛あいテレビ 愛媛CATV 愛媛朝日テレビ 愛媛県美術館友の会(順不同 すべて予定)

会場★

愛媛県美術館南館 2階 松山市堀之内官有地

会期★

令和4年2月12日(土)~13日(日)9:40~18:00 (最終日は~15:30まで)

入場料★ 無料

出品資格★愛媛県下各学校及び学園に在学する幼児、児童、生徒

出品規格★

(1)出品作品の大きさ 

   A.条幅(画仙紙半切縦書き)       縦135cm×横35cm         

   B.小条幅(画仙紙半切の四分の一縦書き) 縦67.5cm×横17.5cm 

   C.半紙縦書き             縦33cm×横24.5cm 

   D.硬筆                本会撰定硬筆用紙 

   ※A・B・C・D各部門重複出品可。ただし、一部門1人1点に限る。

(2)題材文字書体自由

   【硬筆部】幼稚園・中学参考手本はこちら

   【硬筆部】小学生用参考手本はこちら

   【硬筆部】高校参考手本はこちら

(3)出品物にはかならず出品券を摸作し、左下に貼付すること。     

   出品券はこちら(PDFが開きます)

   出品明細書はこちら(PDFが開きます)

(4)団体出品(2点以上)の場合は、責任者が必ず出品者目録を作成添付のこと。  

   出品目録はこちら(PDFが開きます)

(5)作品には、本人自筆による学年と氏名を入れてください。  

   学年の書き方については、特に様式は問いません。

締切日★令和4年1月17日(月)必着

出品先★愛媛県習字教育研究会事務所 宛

   〒790-0922 松山市星岡4丁目11-16 TEL/FAX 089-957-4355

出品料★

   A.条幅半切縦書き 1,100円

   B.小条幅縦書き   550円

   C.半紙縦書き   550円

   D.硬筆       550円

展示★当方にて入賞作品を含め全出品作品を展示する。   

   ※出品作品は原則として返却しない。   

   ※審査結果は、審査会終了後出品責任者に対し通知する。

入賞★愛媛県知事賞、県議会議長賞、県教委教育長賞、松山市長賞、松山市教委教育長賞、その他の特別賞、会長賞、特選、金賞、銀賞、銅賞

表彰式★現在のところ、2月13日13時30分より愛媛県美術館講堂にて表彰式を行う予定です。 ←中止となりました。

尚、表彰式対象者を除くすべての賞状及び賞品は展覧会期間中会場にてお渡しする予定です。


    第777記念号!

    お手元に9月号が届いているかたはお気づきだと思いますが

    今月はちょっといつもと違う表紙になっております。

    第777記念号といたしまして、

    7の形をかたどった表紙になっております!

    さらによく見ると、

    全部「習字」のロゴが違うんですー!

    左側は昭和27年の第3号の表紙です。

    年代物です。

    真ん中は昭和40年代のものです。

    この時もまだ白黒の表紙ですね。

    ロゴはすこし変わって、今のと近いロゴになっています。

    最後に右側の表紙です。

    これは平成20年ころのものです。

    ロゴは今と同じになっていますね。

    ただ、「7・8月号」になっています。

    前は8月号が休刊で、

    7月に「7・8月号」として発行していました。

    今月は新旧表紙を引っ張り出してきて、

    知っている方には懐かしく、

    知らなかった方には新しい発見がある表紙になっております。

    777回目の発行ができましたのも

    皆様のがんばりのおかげです。

    今後ともよろしくお願いいたします!