愛光学園の正門から校舎に向かって歩く途中に
移設された田中忠夫先生像があります。
この像はもともとは古い正門の入ってすぐ左手にあったものですが、
正門をロータリーにするのに伴ってこちらに移動してきたそうです。
近づくとこんな感じです。
分かりやすく大暁の文字ですね。
そしてこの胸像は伊藤五百亀先生によって造られています。
この二人といえば、
愛媛大学教育学部附属中学校内『行く河』像裏書き(1981(昭和56)年11月)
↑こちらでご紹介した『行く河』の像と同じですね。
違うのは、この像では大暁が表面の文字も書いているところでしょうか。
像の方には背中に大きく伊藤先生のサインが入っていました。
下の文字は、ちょっと薄くなっていますが、ちゃんと読める状態でした。
拡大したものも掲載しておきますね。
書いてある文字を読んでみました↓
愛光百年の礎を確立した初代校長
田中忠夫先生の功績は至大である
創立三十周年に当り同窓生相集い
て先生を偲び遺徳を永く後世に伝
えんとするものである
昭和五十七年十一月三日
撰 文 門屋 方典
像作者 伊藤五百亀
書 澤田 茂雄
贈 愛光学園同窓会
大暁は田中先生と親しくしていただいておりましたので、
関連リンクが下部にあります通り愛光学園内にはたくさんの文字があります。
また、愛光学園だけでなく、松山大学にもたくさん残っています。
(田中先生が愛光学園の前に松山大学の学長をしていた為です)
二人の出会いについては資料が残っていませんが
今の松山大学に田中先生がおられた当時、大暁も今の愛媛大学の助教授でしたので
その辺の繋がりかな、と想像しています。
新校舎となっても生徒たちを見守っている像をみて
嬉しくなりました。