神社というのはなんでこう
そこに在るだけで空気が違って感じるのでしょうね。
鬱蒼と繁った木々の隙間から見え隠れする社殿もまた
遠目からでも厳かな感じを受けます。
こちらは東温市(旧川内町)にあります五柱(いつはしら)神社です。
この神社には長い歴史があり、
由緒をみると800年ほど前からこの場所には神様がまします。
この集落がそれほど昔からあるという証明でもありますね。
本殿の建物自体は明治頃かなという屋根の作りに見えました。
その本殿から向かって右側に『森市太郎翁頌徳碑』があります。
この石碑は、1963(昭和38)年4月、
大暁の義弟で氏宮三嶋神社宮司の後藤伝次郎が
川内町役場の森さんに頼まれて碑文を書いたそうです。
五柱神社内にある氏子さんたちの名前を見ていると、
「森」姓の方はたくさんおられる様でしたのでそのうちのどなたかか、
元川内町長の森さんかは定かではありません。
そういうことも、分かれば良いのになー、と
ないものねだりをしたくなります。
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裏は石が割れてしまっていて読めませんでした。
また、碑に大暁の名前も書かれていませんでした。
記録がなければこの碑には気が付かなかったと思います。
こういうのもひとつのご縁かな、と思っています。