『書道』(1963(昭和38)年5月)

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この本のことをご知の方はおられるでしょうか。(※最後に追記あり)

昭和38年発行の沢田大暁著『書道』です。

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この本は競書雑誌『習字』創刊号からの記事を加筆・修正し

本として発行したものです。

ちなみに創刊号は「鑑賞の仕方」について書いてあったので

順番なども本にするにあたって変えているようです。

本としてまとめたのが昭和38年なので

およそ10年分の記事がまとまっているということになるでしょう。

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そういうわけでこの度、競書雑誌『習字』では、

2022年6月号からこの本の記事を

分割して掲載していくことが決定いたしました!!

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本人が書いた文章をそのまま掲載する予定ですので、

文章からなんとなく大暁の感じがする記事になると思います笑

言い回しとか、言葉のチョイスとか、

そういうちょっとした部分に人柄って出ますよね。

もしかしたらこの頃の習字誌をご存知の方は

『見た事あるかも』とか『読んだことあるかも』と

懐かしく思っていただけるのではと期待しています。

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文字の成り立ちから順を追ってゆっくり進むので、

書を知らない方にも分かりやすい内容だと思います。

鑑賞の仕方についてけっこう独特の表現をしているので

そのあたりもまた大暁らしいなと個人的には気に入っています。

ぜひぜひお楽しみに☆

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(※2022/5/5追記)

当時在校生だった方からご指摘がありました。

この本は松山東高校の書道の授業の副教材として

書道を選択していた方には全員配られていたそうです。

副教材にして良いかの許可は愛媛県教育委員会へ取りに行っていたのですが

その後の記述が無く、そのままになっていたのかと思っていました。

記録を読み返してみると、1963(昭和38)年6月に

松山商業高校へ18冊、松山南高校へ50冊納めているようですし

少なくとも三校では副教材として使用されたようです。

教えて下さりありがとうございました。

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