【書の鑑賞】4.線を引くということ②

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かすれ

書写をするときには特に、

かすれをダメだと思う人が多いように感じます。

もちろんただ単に墨の量の調節がうまくいっていないだけの

乾いたかすれはあまり美しくないですよね。

しかし、力のこもった墨量のある線のかすれについては

美しいと感じる線があることも事実だと思います。

で、結局どのあたりが見分けるポイントになるかというと、

筆先の方に墨が残っているかどうか、だと思います。

線を引くとき、力の入った線は、筆先がだいたい線のどちらかの端を通ります。

横画の場合は上側、縦画の場合は左側であることがほとんどです。

その筆先側に墨が残っている線には力があると感じます。

次回どこかで書作品を観る機会があれば確認してみてほしいのですが

筆の腹側だけがかすれている線のかすれからは、

躍動感と空気感、そして立体感を感じるはずです。

かすれはダメなわけではありません。

良いかすれを出せばいいだけなんです。(そこが難しいんですけど)

>>続き『【書の鑑賞】4.線を引くということ③』

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