ここに一枚の写真があります。
旧中山高校へ卒業生が寄贈した大暁の作品です。
これは、昭和52年の日記に挟んであった写真です。
おそらくカラー写真だと思うのですが、
色が褪せすぎていてカラーなのかどうか分かりませんね。
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現在、旧中山高校は未来高等学校の中山キャンパスとして利用されています。
この作品がどうなったのかを問い合わせてみたところ、
現在も本館にかかっているというご返答を頂きましたので
ありがたく写真を撮影させて頂くことになりました。
こちらが現在の本館の入り口です。
うっすらと校章と学校名が見えますね。
こちらの詳細については
【失われたシリーズ①】愛媛県立中山高等学校題字(1976(昭和51)年1月)
↑こちらの記事をご参照ください。
この建物に入ってすぐ左手の壁に、作品はかかっていました。
外からはこんなにガラスがカラフルだなんて思っていませんでしたよね。
中から外を見てみるととても明るくきれいでした。
そこに、今もこの作品が飾ってありました。
近寄ると、しっかりプレートに名前もあり、落款も大暁のものです。
どこからどう見ても写真と一致していて、
それだけで嬉しかったです。
この作品はこの寄贈のための作品というわけではなくて
元々は東京での展覧会に出した作品だったそうです。
これからこの作品がどうなるのか分かりませんけれど、
四十年以上ここにずっと飾っていただけたことは
とてもありがたく、嬉しいことだと思います。