我が家にある古い本シリーズ。
安倍能成さんといえば、
松山東高校正門入ってすぐ左側(正門から見て西側)に胸像がある、
元文部大臣の方ですよね。
戦後に仮名遣いを今と同じにした方ということで知られています。
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さて、この本…
大正13年の本でした。
いやー、古い本だとは思っていましたが本当に古かったです。
ところで、見えるでしょうか。
著者のところにハンコが捺してあるのですよ。
え、これは本物なのでしょうか??そんなことある?
しかも、 『東京市』なところに時代を感じますね。
著者本人の住所を本に書くという感覚が
今は不思議な感じです。
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中身は当然ですが、繁体字に旧仮名遣いです。
こんな感じの文章ですので多少は読みにくいですけれど、
慣れたら普通です。
普通じゃないといえば昭和18年~20年頃の本がいちばん違和感あるかもしれません。
書道の本なのに『序』のところでいかに愛国心に溢れているかをアピールする文章を見たことがあるんですが、
その本がどれだったのか分からなくなってしまったので
今またそれも探しているところです。
あー、整理したいです。