競書雑誌『習字』昭和30年12月号です。
この年、『昭和三十一年書初會並びに書道講習會』が初めて開催されました。
その案内が下の画像のページにあります。
御幸中学校というのは、昭和58年まであった中学校で、
今の松山市立東中学校です。
昭和58年に御幸中学と城東中学が合併して東中学校になりました。
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ところで蛇足ですが、城東中学といえば
今の二之丸庭園のところにあった学校ですよね。
跡地として今も石碑があったように思います。
で、実は1967(昭和42)年、沢田大暁は城東中学へ
『立志』という作品を寄贈しているのです。
今はどうなっているんでしょうね。
ダメ元で東中学校に聞くかどうか迷うところです。うーむ。
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さて、この書き初め会ですが、
形を少しづつ変えて、長く続くことになります。
この初回は午前が講習会、午後が書き初め会ですね。
そのうち午前に書き初め会、午後に審査と表彰、という
一日で完結するコンクールへと変わっていきます。
開催地も、小松小学校に固定となりました。
東予、中予の方は参加された方もおられるでしょう。
一日で審査結果が発表されるなんてすごいスピードですよね。
でも、書いたその日に自分の評価が聞けるなんて、
参加している子どもたちにとっては嬉しいことだったのではないかな、と思います。