『関東明教』第23号(2022(令和4)年5月)

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今年の『関東明教』において

小池邦夫先生が大暁について書いて下さっています。

見開き2ページのうち、三分の一くらいを割いて

丁寧に書いて下さっていて嬉しかったです。

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関東に住んでいたこともあったのに

この同窓会誌を購読したことが無かったのですが

表紙の文字や絵をはじめ、

知っている方の作品や文章が数多く掲載されていて

読んでよかったと思いました。

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そして、快く1冊贈って下さった

関東支部の同窓会の方々に感謝致します。

そして、うっかり間違えて『明教』に問い合わせたにも関わらず

関東明教を調べて下さった担当の先生にも感謝しています。

みんな優しい…

本当にありがとうございました!

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松山東高校内『明教館』にある『六曲屏風』(1952(昭和27)年)

松山東高校、松山北高校寄贈『山部宿祢赤人至伊予温泉』歌

伏見冲敬先生の『習字』誌での連載(『書学散策』昭和55年6月号~昭和56年2月号)

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我が家でいつも使っている角川書道字典の伏見冲敬先生は、

一時期『習字』誌で連載して下さっていたことがあります。

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現在でも、これを臨書しなさいと言われたから、とか

有名な法帖と言われたからというだけで

何も分からぬままに字だけを追ってしまうことはよくあることです。

そんな(私も含めた)あなたのために!

十七帖の法帖の内容についてゆっくりと解説してくださっています。

今読み返してみてもとても面白い記事です。

平易に書いて下さっているので分かりやすく、

また他の法帖についても調べてみたいと思う内容になっています。

こういう情報って必要だなと思います。

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この連載は、先生の体調不良により全8回で突然終わってしまうのですが

もっともっと読みたかったなと思う連載でした。

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大暁の始まりの師、三宅木兎先生

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明日6月15日から19日(日)まで、

愛媛県美術館2階特別展示室において

第23回いろどりの書作展が開催されます。(詳細はこちら)

一昨年はコロナでできなかったこと、

昨年はまだまだ人をそんなに呼べるような上京じゃなかったことから、

今年は久し振りに大々的に呼びかけられる展覧会となりました。

 

そこで今回、ちょうど筒井先生から三宅先生のかなの半切作品を頂いたので

大暁のかな作品と並べてちょっとしたコーナーを作り、

展示することにしました。

 

大暁のはじまりは教員生活初年度、

湯築尋常小学校で校長先生から習字の担当に指名されたことでした。

その同じ年の昭和10年に、愛媛師範学校へ赴任してきたのが

当時32歳の三宅木菟(本名:武夫)先生でした。

つまりは学生時代にお世話になっていたわけではないということです。

そして愛媛師範学校に教員として赴任する前の昭和16年に

自身の故郷である岐阜師範学校へ転勤して行っています。

(大暁が愛媛師範学校に赴任したのは昭和18年です)

ちょうど大暁が文検を目指して三宅先生を訪ね、

勉強している間だけ愛媛におられた先生ということになります。

 

人との出会いというのはこういうご縁なのかもしれないですね。

展示の際に展覧会場で三宅先生のかなと

大暁のかなを並べて見て、似ているところを感じました。

 

三宅先生に教わり、三宅先生が比田井天来先生の弟子(自称?)だったことから

大暁は手島先生と出会うことになります。

人とのつながりがまずあって、

そこから数珠繋ぎにどんどん世界が広がっていくさまは

もうご縁としか言いようがないですよね。

その起点が観られる展覧会だと思います。

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足跡には入らないけれど…

仕事の足跡としてご紹介はできないのですが、

玄関の門札と墓石の依頼はかなり多いです。

もちろん「澤田家之墓」も大暁が書いていますが

それだけでなく頼まれては書いています。

門札の方は依頼があったけれど取りに来ていないのか?

いくつか書いた札がそのまま家にあります。

お墓も、例えば田中忠夫先生のお墓など書いていますけれど

人のお墓の写真を勝手に撮るのもなと思いますし

玄関先の札を撮ったとしてもご紹介となるとちょっとなー…ってことで

事実はあれどもご紹介はできずです。

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今となっては自分の家の墓石を誰が書いたかなんて

知らない方も多いかもしれませんけれど、

フォントの文字じゃないという場合は

誰がいつ頼んだのかなど気にしてみると

そこから家族の歴史が垣間見えて来て面白いかもしれません。

吉野義子著「鶴舞」(中央公論社)(1976(昭和51)年7月)

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吉野義子さんの句集『鶴舞』です。

吉野義子著「はつあらし」(中央公論社)(1971(昭和46)年9月)に続き、

こちらでもタイトル文字を書いています。

表面がザラっとした銀色の装丁が綺麗ですね。

シンプルながらお洒落な雰囲気です。

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前の『はつあらし』の文字より

個人的にはこっちの文字の方が好きです。

容赦なく愛媛県立図書館蔵書の印が捺されちゃってますけど笑

前回の赤い紙と違ってこちらは白い紙だからかもしれませんが、

この作品はなんだか本自体に高級感をあたえている気がします。

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吉野義子著「はつあらし」(中央公論社)(1971(昭和46)年9月)

『続 愛媛の文学散歩』(愛媛新聞 1973(昭和48)年7月16日)

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読めるでしょうか…心配です。

以前ご紹介した

秋田忠俊著『愛媛の文学散歩』(1967(昭和42)年4月)

の続編である『続 愛媛の文学散歩』です。

こちらのタイトル文字も大暁が書いているのですが

それだけでなく今回は紙面に登場しているのでこちらをご紹介します。

この中にある『翁草』の部分は

『太陽』10月号-No.52(1967(昭和42)年9月)

でご紹介した「松山の三つの寺」の文章です。

この『太陽』の文章は『翁草』という本の中に入っているということで

タイトルの下部分に『太陽』からの文章を転載しているようです。

この記事の中には、

松山北高校文芸誌『たぎり』第24号(1966(昭和41)年) 

の話や、

龍眠会特集の『墨美』159号(1966(昭和41)年6月)

愛媛新聞『碧梧桐座談会』(1967(昭和42)年4月30日)

などの話が出てきます。

こう見ると瀧井先生とのご縁は碧梧桐を通してとはいえ

とても深いように感じられます。

個人的にはこの記事に二人のツーショットが載っていることが

なにより嬉しいところでした。

背景の松山城と桜がとてもきれいですね。

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吉野義子著「はつあらし」(中央公論社)(1971(昭和46)年9月)

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タイトルの「はつあらし」(初嵐)とは秋に吹く風のことでもありますが、

同時に椿の一種にも「初嵐(はつあらし)」という

秋から冬にかけて咲く白い花があります。

表紙の絵から、この本は後者の椿を指しているようです。

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銀色のシンプルな表紙を開けるとすぐにこの真っ赤なページが目に入ります。

色遣いがとても素敵ですね。

タイトル文字だけかと思いましたらこんな風に使っていただけており

おおっ、と思いました。

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この吉野さんとは、

大暁が1966(昭和41)年吉野内科の出入り口の戸の文字を書いていたことや

かつて義子さんご本人が書を習いに来ていた関係で

本のタイトルなどを書くことになったそうです。

もう一冊タイトルを書いている本がありますので

そちらもまたご紹介します。

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吉野義子著「鶴舞」(中央公論社)(1976(昭和51)年7月)

松山第五尋常小学校の門跡(松山市立新玉小学校)

先日松山市立新玉小学校へ

松山市立新玉小学校体育館『玉』額(1971(昭和46)年)

を見せていただきに参りました際に、

第五尋常小学校の門がまだあると校長先生がご厚意で案内して下さいました。

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大暁が松山第五尋常小学校を卒業したのは、

昭和3年3月のことです。

その翌年(昭和4年4月)には「新玉尋常小学校」と校名が変更されました。

新玉小学校は昭和11年に火事で校舎が消失したり、

松山大空襲(昭和20年7月26日)で焼失したりしたのですが、

校門だけは残ったと、新玉小学校の校庭の隅に移築してありました。

レンガ造りの立派な門で、歴史の重みを感じました。

実際に大暁が通った頃にもこの同じ門があり、

戦火(戦禍というべきか)も潜り抜けてきたのだと思うと

この門を置いておいてくださったことに感謝したい気持ちになりました。

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松山市立新玉小学校体育館『玉』額(1971(昭和46)年)

第23回いろどりの書作展が開催されます!

第23回いろどりの書作展

今年も、第23回いろどりの書作展が開催されますので

お知らせいたします。

■とき

2022年6月15日(水)~6月19日(日)

9:40~18:00(最終日は16:30迄)

■ところ

愛媛県美術館 新館 2階特別展示室

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今年も彩り豊かな作品がそろっています。

ご期待ください!